揺らめく火遊び

！房中術は忍術ではありません！ という気持ちから作った作品です。 主人公の設定は田村くんと同じ年で幼馴染の女の子(一般人)。田村くんとは恋人関係でもある。とある休日に田村くんが帰ると、田村くんへのとつてもない好意包み隠さない主人公がインチキエロ小説を手に入れていた！インチキエロ小説のせいで房中術を忍術と思ってしまった主人公の勘違いを田村くんが正すお話です。 引用歌は閑吟集より。 房中術は男女の性技法ではありますが(男女＝陰陽の二気を交わらせるので同性では成り立たないです)、『房中術は快楽のその先にある「何か」を手に入れることを目的としている。その「何か」は健康増進であったり、心身の改善であったり長寿であったりする』『養生学、医学、道教、儒教の教えである<孝>の観念など関連しあい、長生不死や子孫繁栄を目的として発達した性技法』『男女のどちらか一方の気が進まないときには性行しないようにと。どちらかが無理してセックスに及ぶようなことがあるとともに損傷してしまう』と参考にした文献には書かれていました。