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「顔面殴らせてもらおうかな、5発くらい」
セキタイタウンの復興は進んでいたが、セレナの心には今も最終兵器の影が落ちていた。秘密基地の跡地を再訪した彼女が出会ったのは、今も真紅の制服を纏う元下っ端。それは忠誠心からではなく、あの日々が消えてしまうことへの恐怖ゆえだった。
バトルも争いもない、静かな対話。語られるのは、贖罪と、自らを「 」と呼んだ悲劇の男について。セレナは決して彼を許さない。けれど、彼のことを本当に理解していたのは、彼女だけだったのかもしれない。
続編ですが、読んでいなくても問題ないです。
※主人公が結構な皮肉屋です。独自解釈によるものなのでご留意ください。