9988字
ソナーズユーザー限定公開
「ほんとうに大切なものは、案外近くにあるから見えないんだろうねぇ」
◆
類くんが不思議な夢を見る話。一つの「月」に降り立った少年が、口の悪い少女、花畑を守りたい少女、そして大きな旗をはためかせる男に出逢います。名作「星の王子様」からいろいろ着想を得ています。
類にとっての「ほんとうに大切なもの」はなにかなぁとか、類の目指すところはどこかなぁとか、そんなことを考えながら書きました。
CP要素がかなり薄いこと、また司や類だけでなくえむちゃんや寧々ちゃんについてもたくさん描写したことからワンダショタグを付けさせていただきました。