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夏五。呪専時代。高3の夏。夏、離反直前。
任務のないある夜のこと。疲れたといって、夏は五の相手をしない。
いつもなら即物的に体を求める二人なのに。
自分を穢れた存在だと思うようになった夏は、五を「穢れのない人間」と考え、
自分の穢れを五にうつしてはいけない、だから離れていこうと思っている。
それを知ってか知らずか、五は「手を離すな」、「どこまでも一緒だ」と言う。
「地獄の果てまで一緒に行こう」と。
pixivより再掲。改題。元は「手を離さずに、この世の果てまで」