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一人暮らしのための遊戯の部屋は、「二人暮らし」を想定していた。
一対を意識している家具。
別れる直前の、心の部屋と同じ配色。
それらを見て王は、「彼が待っているパートナーは自分だ」と確信を持つ。
確たる証拠が目の前にあるというのに、遊戯は首を横に振る。
冥界エキゾチックリゾート(29) ~氷砂糖を嚙み砕く~
https://sonar-s.com/novels/9c074426-a81e-45fc-a348-8dc3268e6242
冥界エキゾチックリゾート(31) ~紅唇の綻びが、花開く薔薇のようで~
https://sonar-s.com/novels/e2bb1caf-4c1c-4898-a853-65d8abdebb70
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