習作1

3073字
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結構前に練習がてら書き始めて、最近完成させたやつ。落ち着きのある文章を書こう、というのをテーマにした結果、特になんの盛り上がりもない話になりました。 こういうやつを何本か練習がてら書いて、満を持して書きたいと前から構想してたものを書きはじめるみたいなサイクルしがちです。なので「二軍」みたいな扱いの文章多いんですが、意外とそっちの方が気持ちよく書けたりするジレンマ。あるあるなんですかね? 感想ありがとうございます!とても嬉しいです! 私は「男性/三人称視点」の「時間・場面が変化する」小説を書くのが本当に苦手で、書きたいものが上手く書けずモヤモヤしてたので、ここで一度素朴な感情をテーマにした一場面を落ち着いて書いて描写の練習をしよう!というのがこの小説の動機です。 ささきに前回指摘してもらった部分やささきの舞台装置の組み込み方、エピソードにぐっと近づく地の文の描写の仕方を参考にかなり気をつけて書きました。セリフが多いなかでもどうやってリズムを付けて丁寧に状況や心情をキャラクターの言葉以外で伝えきるかという部分については本当にささきリスペクトでやらせてもらったので、これを書けたのはささきの技量様様でもあります。マジでありがとう! どうでもいいですが「梨香子」は善性が強くて安定したキャラクターにしたかったのであやめ、梓に続き植物の名前を冠しています。そのうち植物の名前が付いた男性も書けるようになりたいです。

喪々