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至る所に返り血や自分の血を流しながら、“死にたくない”と願いながら歩んできた道のりは、振り返れば血の道筋。
両手は真っ赤に染まって、濃厚な血の臭いでむせかえる。右手に持つ鉈は血が滴り、左手に持つ銃は撃った後の火薬の臭いが立ち込める。
「死にたくない」
そう呟いて、一人の狩人は歩む。
その先に夜明けがあるのか、
それとも、遺志を受け継ぐのか
はたまた、新た進化を求めるのか・・・・・・。
2015年3月26日に発売された「Bloodborne」のとある狩人の話です。
過去が“村の生き残り”で、見た目が老年を想定して書いております。
男女かどうかは決めておりませんので、老年狩人の目線で読んでみて下さいませ。
※pixiv再掲版※
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