20044字
全体公開
【あらすじ】
尾形の“恋人”の写真を誤って捨ててしまった二等卒に泣きつかれて、代わりに謝りに行った谷垣は意外な話を聞く。その結末と、尾形の忘れじの面影とは。
前にpixivで「忘れじの面影」というタイトルで掲載していた尾形もの短編です。
本誌277話のラストのあおりから生まれた小話です。あくまであおりから生まれたものなので本誌そのもののネタバレはないつもりですが、念のため閲覧の際にはご留意下さい。277話終了後に書きましたが、現在時点の本誌の進行を思いながら手を入れた部分もあります。
以前のバージョンではオガタの女がよたりすぎて設定や伏線を回収しないまま放置して、非常にイミフすぎる内容になってしまっていました。やっと書き直しに取りかかれたのでそのあたりを補完し全体を整えました。
【注意点その他】
・17,000字→20,000字に加筆修正
・尾形の二等卒時代の捏造
・尾形の心情を捏造
・ノンカップリング
・捏造のモブ少尉が登場します
・主人公は谷垣、視点は尾形、話の中心はモブ少尉という謎の構成
・オガタの女がよたりすぎて尾形への願望がダダ漏れ注意報
本文を読む前に確認が必要です。