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踊子からみた学者(学者4章の二人)と、学者からみた踊子についての概念的なSS。
この二人の理念と信念、そして、彼らの成すことの「終わり」の有無、それらがもたらすうつくしさが大好きです。美男美女なのも世界に愛されているというか見守られているようでいとおしいなあと思います。
人に近いようで外れている、人から外れているようで外れていない。
そんな二人だからこそ、互いに対して見えるものがあり、けれど決して触れられないものがあるのではないでしょうか。
そういった思いをとても短いお話にまとめました。