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阿笠邸で行われたハロウィンパーティ。コナンを葬り、高校生の姿に戻った大学生の新一が、快斗も呼び寄せ、和やかにマジックショーが進行する中、光彦が語り出す───
「けれど、僕らには見えないものを、黒羽さんは見ていた、そんな気がします」
喪失を優しく包み込み、癒すハロウィンの夜。
※今はもう公の場から消えつつある「Ladies and gentlemen, and boys and girls.」の口上ですが、原作にて大事にされてきたキッドの口上でもあるので、当時書いたまま、この表現を残しております。ご了承下さい。