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非公開
らぎぶち「24日? バイトが入っててすっっっっごく忙しいッスね。稼ぎ時ッスわぁ。ほら、人手足りなくなるしね。え? 暇な時間? 無い無い。あるわけないでしょ。……なんでそんな拗ねてるんスか。……バイト終わり? 来る? はあー? 絶対、絶対! 駄目!」
「バイトほんっと一日中入れてるんで、深夜になるんスよ。そんな時間に出歩くとか。無い。絶対に、無い! ……はあ、もう。仕方ねぇなぁ。……バイト終わり、行くんで。それで良いッスか? オレだって、別に監督生くんと居たくないわけじゃないッスよ。ただ、……、その。なんか……」
「い、一日、空けてるのって、なんか、期待してるみたいに見えるじゃん。……その、……監督生くんと、一日過ごせるかなーって、思って、期待……。……はいはい。そうです、オレが馬鹿でした。……来年からはきちんと、空けておくんで、それで許してくれません? ……ん、ありがと」