五七「海を見に行く」

6243字
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転生設定です。 名前を出さないということに、こだわってみました。 名前は出ないけど、五七です。 名前は同じかもしれないし、変わっているかもしれない。 前の記憶は二人ともありません。 普通の人として、普通に暮らしています。 術式も呪力も、うなる財力も、六眼もありません。 普通に会社員しています。 五は六眼ではないので、普通の茶系。ただし日本人にしては色素は薄い。髪は元は少し色素薄い茶系だったけど、大人に近づいた頃から色が抜けていき、今は前のような白髪。 七は見た目変化なし。 術式もないので、五は甘いものを過剰摂取する必要もなくなり、前のようにやたら甘いものを好むことはなくなったけど、甘いものは普通に好き。 感動的な再会ではなく、互いに記憶はないからふとした何気なく出会い、なんてことのない出会い。だけどなぜか、初めて会ったのに一緒にいることが自然な、当たり前のような。そんな五七のを書きたいと思いました。 記憶はなくても、きっとあの二人らしく関係を作っていくのだろうと思います。

五七/字書き こちらはワンライや、Twitterに投稿した短編小説の倉庫です。 いずれは加筆修正して、pixivに上げたり、本にしたりしなかったり。 そんな感じです。 よかったら、ご感想をいただけますと嬉しいです🙏