わたしの影の物語 【リコリスガール】

1489字
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わたしとわたしの影の日常を綴るオムニバス形式の連作小説。 今回の物語は、わたしの影のイントロダクション。 『きっと、わたしの他にも、こういう人はいるのじゃないかと思うけれど、かれんちゃんが、わたしの影を踏んだ時、わたしに強く痛みが走ったのだ。』

私の世界はどこまでも平ら、レイヤーの目を入れたり消したりして、時々君の前に現れよう。