#1氷菓子は甘く溶けて

1071字
非公開
 令嬢修行シリーズ『魔石運びとドルセイムの知恵 後編』でボツになったネタの供養です。よって少し状況がズレています。番外編でもありません。if 物語という感じです。 (ナナリーの令嬢修行のあらすじ)  カーロラ王女の結婚式に出席するロックマン(呼称はアルウェス)のパートナーとして同行することを決めたナナリーは、昼はハーレ、夕方からロックマン公爵家で令嬢教育を受けることになります。    時の番人事件で12歳のナナリーが夢見の魔物に狙われた(ナナリーがシュテーダルの宿敵であるから)ため、ナナリーには騎士団の護衛が付くことに決まりました。  ハーレの仕事は当面日勤のみ、護衛が付くのはハーレ終業後と休日(ハーレ勤務中は護衛はいない)です。そして護衛担当はロックマンとニケ、ハーレが休みの日は主にニケが担当です。  ニケが担当の日はナナリーと一緒に令嬢教育を受け、ロックマンが担当のときは各国の王族や国際問題について講義してもらい、一緒にダンスレッスンを受けたりします。  ハードな生活を三週間ほど送っていたところ、国王により魔石の存在が公表され、ハーレの職員として魔石を運ぶ担当になったナナリーは、制約はありつつも、ようやく護衛なしの生活に戻りました。  こちらのロックマンは、時の番人事件で魔石付きの短剣を刺した際にかかった術(この話では「呪い」と呼んでいます)の対策としてララの絶対防御のクリスタルから作った魔具を装着してます。  そして、ナナリーは令嬢修行のおかげで令嬢的な微笑みや落ち着いた会話が多少は身に付いてきました。 #2 https://sonar-s.com/novels/a6f2ba37-0145-408d-bfd6-d3483ff7f38e

『魔法世界の受付嬢になりたいです』の二次創作を書いてます。 主活動サイトをpixivからハーメルン( https://syosetu.org/user/403751/ )に移転中です。