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【声劇台本(男0:女2:不問0)】
美果はよく物を無くす子だった。文房具や化粧品など、買って少ししたらもう無くすような、そんなおっちょこちょいな子だった。
お願いされて、一緒に探したりしたこともあった。
ある日、美果がいつものように物を無くしたときに、以前どこかで見たおまじない、『ハサミさん』のことを美果に教えてあげることにした。
すると効果はすぐに出た。おまじないをしてすぐに、リップクリームが出てきたのだ。さらに、帰宅してからも色々と見つけられたらしい。
そうして美果は、すぐに『ハサミさん』の虜になった。
もう少し早く、きちんと止めておけばよかったと思う。
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美果:大学生。一人暮らしをしている。よく物を無くす。志織に『ハサミさん』のおまじないを教えてもらってから、『ハサミさん』の虜になる。
志織:大学生。美果の友人。よく物を無くす美果に『ハサミさん』のおまじないを教えた張本人。
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