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海洋国家イフティラーム。春を告げる稲妻が夜更けの空を駆け、海を走る美しい郷。
待ちに待った十五の歳の海神祭の日、長の後継たるカラヤは、親友の疑惑に満ちた死に直面する。
友への疑念、宗主国との確執、外海の敵、託された思いと後悔。
戸惑いと苦悩の先に、彼に与えられた真実とは。
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序章:https://sonar-s.com/novels/7c4dc075-e30a-40ae-841f-ec016975bc6b