call for

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今日の宝石も、パンドラではなかった。 『仕事』帰りの夜道を、快斗は俯きながら歩く。出口の見えない戦いに、その夜はなぜか虚無感を禁じ得なかった。 そのときふと、手がポケットに入れていたスマホに触れる。 ためらったのは、一瞬だけ。快斗は通話履歴の一番上にある名前をタップし、電話をかけた。 「はぁい、名探偵。まだ現場?」 『……てめぇ、喧嘩売ってんのか』 ちょっと落ち込んだ快斗が、新一に電話をかけて不器用に癒されようとするお話です。

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