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【声劇台本(男0:女4:不問1)】
私はただ学校から離れたここでバイトをしていただけなのにまさか三大お嬢様が揃って来店とは思わないじゃないですか!
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とあるカフェ。
古谷は自分の学校から離れたこのカフェでバイトをしている。
学校から距離があるから知り合いには出会わないだろうと
そういう目論見でバイトをしていた。
古谷の学校には『三大お嬢様』と呼ばれる三人の大人気な女子生徒がいる。
『太陽の使者』一ノ瀬。
『大地の女神』興梠。
そして『氷の女王』神楽坂。
例に漏れず、古谷もこの三大お嬢様は親衛隊に入るほど大好きだった。
ある日、いつものようにバイトをしていた古谷は、どう見ても『氷の女王』としか思えない女性が
超ご機嫌で一人テーブル席に座っているのを見つけてしまう。
どうやら『氷の女王』は誰かを待っているらしい。
まさかそんなはずは無い、と思いつつ眺めていると、そこにやってきたのはまさかの『太陽の使者』だった。
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神楽坂(♀):かぐらざか。三大お嬢様の一人『氷の女王』と呼ばれている。金髪のロング。ツインテールではない。学校では近寄りがたい雰囲気を出しているらしいが、訪れたカフェの『もりもりフルーツデラックスパフェ』をすごく楽しみにしている。
一ノ瀬(♀):いちのせ。三大お嬢様の一人『太陽の使者』と呼ばれている。黒髪のショートヘアで長身であり、男性と間違えるかのような容姿。学校では誰にでも爽やかに接してくれるらしい。
興梠(♀):こおろぎ。三大お嬢様の一人『大地の女神』と呼ばれている。茶系のふわふわロング。学校では母性溢れる存在らしい。神楽坂のことを『おかかちゃん』と呼ぶ(本人了承済)。
古谷(♀):ふるや。カフェでバイトをしている三大お嬢様の親衛隊。無所属のDD。バイトしている店に三大お嬢様がやってきて大変な思いをしている。三大お嬢様の呼び名を付けたのはこの人。
先輩(♀(or♂)):古谷のバイト先の先輩。常識人。
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本作執筆にあたり、キャラクター原案等、まゆしぃ様(@mayuseapo3a)にご協力頂きました。
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