創作表現論の課題そのご

1806字
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課題は「印鑑」 みりめさんの秀作(間違いではない)に影響されてマリッジブルーの話になりました。 こと課題に関しては、もう開き直って「私」の話を書いた方が早いし先生の評価もいい。結婚も交際もしたくねぇなぁと思いながら書きました。 感想ありがとうございます……;;;;書いたものを他でもない吉田さんに読んでいただけるとかなんて贅沢…⁉かみしめてます。多謝…… 吉田さんの習作を読んでから女の結婚というテーマが頭から離れなかったのと、ちょうど去年のゼミで選択的夫婦別姓を扱ったときの「苗字を変えたくない」「女のアイデンティティとは」みたいな話がずっと残っていたのが混じったテーマになりました。佐崎をペンネーム(は?)にしているくらいですから、私は自分の苗字が変わるのが嫌な女性の気持ちを理解できないし、わっかんねぇ~と思っていたんですが、そういうことじゃねぇよな、と構想段階で思いなおし、こんなお話になりました。これを書いて私の中で何となく腑に落ちた気がします。 主人公ちゃんは私じゃないです(聞いてない「村上春樹」の名前ネタを使いたかった。先生に名前を覚えてもらえたらな~という下心です。 妥協していないの解釈その通りだと思います、一生ついて回るこの苦しさに、この短時間で答えが出せるわけがないから、彼女は問題に気づいただけで、彼の印鑑を使えなかった無意識の違和感を、何とか手のひらでつかんだ状態だと思います。そこまで深く考えていたわけではないのですが、吉田さんの解釈のように、彼女が生きて行けたら、と考えると作者としては至極恐悦の極みにございます。本当に深く読んでくれてありがとう……感謝しかでない…… 比喩ほめていただけるの幸……こんなん誰も伝わらねぇだろと思いながらいつも書いているので、「リアル感」と捉えていただけて胸をなでおろしてます。「重く、浅い、絶望」のニュアンスをくみ取っていただけて本当にうれしい……防衛機制がクッションになるから、瞬間的には絶望って身体と心から遠いと思うんですよね、うまく言えないからこんな、回りくどい表現しかできないんですけれども…… ラスト3行は終わらせ方が分からなくなってしまって、こんな感じに投げてしまった…… 毎回毎回本当にありがとうございます…吉田さんに読んでいただけて救われてます…ありがとう…ありがとうございます本当に…

シュレディンガーの呪詛