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月刊詩誌『ココア共和国』落選詩
落選が続くと悔しくなります。
でも、『私は私』
私だから書けるもの。
私だからやれること。
その気持ちが先行して、自分を守ります。
悔しい気持ちはどこにいくんでしょうね。
どこにもいかない。
家の中から出していないだけ。
小動物のように飼い慣らしているの。
みんなに隠れて飼育しているんだよ『悔しい』を。
今日はほんの少しだけ、お外に出ましょう。
インターネットの海で泳ぎなさい。
私の悔しい気持ちを込めて
ここにココア共和国に落選した詩を放ちます。
今回の詩は掲載されれば2月号になる予定だったので雪の詩を書きました。
そして、2月は冬の恋の集大成。
バレンタインデーがあります。
雪と言えば、
あの作品の彼女はどうかしら。
『詩集 青の記録』に『ご都合主義』という詩を書きおろしているのですが、
その彼女を視点とした『ご都合主義』の別側面を作品にしてみたくなりました。
青の記録
https://onisumire.booth.pm/items/2489745
(『ご都合主義』p38-p39)
彼女にとっては当たり前の悲運の詩です。
彼女自身にモデルは存在してはいませんが、大人と子供の境目にみなそれぞれ存在していたと思うのです。
(今回は特に女の子)
こういう『彼女』のような自分を
いつの間にか
知らず知らずのうちに自分の中から切り捨てちゃうんですよね。