8459字
ソナーズユーザー限定公開
「私も踊っている暇なんてありませんわ、少なくとも貴方とは」
レーヴェレンツ伯爵邸での夜会が始まり、ダンスがは始まった。壁の華よろしく残されたノーラ・ファン・ベールは社交界の腹の探り合いの中で情報を得ようと動き出す――
悪役令嬢ですが、生き延びたからにはタダでは終れません!の第5弾(自分の整理のためにタイトルの句点抜きでタグを作りました)。
絶賛当作品の可哀想枠なエルネスト卿が生贄になったり、新しいキャラがまた出たり(改めて相関図を見たら大変なことになっていた)。令嬢たちにとってのレオノーレの存在がどんなものだったのかが明らかになって行きます。
しかしこれは、悪役令嬢はレオノーレではなくマルガレー(おっと、それは言ってはいけないよ)