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【声劇台本(男0:女0:不問4】
とっても大事な笛なのに、音が出せない奴がいる。どうしよう、どうしよう。
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世界が終末を迎えた際に鳴らされる角笛がある。その名を『ギャラルホルン』という。
ギャラルホルンは7人の天使により奏でられ、世界が終末を迎えたことを知らしめるという。
しかし、その担当となっている7人の天使のうち3人が未だにギャラルホルンを鳴らす技術を持っていないときた。
終末を迎えるまでに鳴らせるように練習しないと!
ただこの練習、一筋縄ではいかないようで……!?
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オシエル(♂(or♀)):ギャラルホルンを鳴らせない3人の天使のために、ギャラルホルンの鳴らし方をレクチャーする先生天使。
カンガエル(♀(or♂)):ギャラルホルンを鳴らせない3人の天使のうちの1人。一生懸命考えたり勉強したり、真面目に取り組む子。
トリマヤル(♂(or♀)):ギャラルホルンを鳴らせない3人の天使のうちの1人。とっても元気。考えるよりまず先に体を動かすのが得意な子。
ザトゥニヤル(♂(or♀)):ギャラルホルンを鳴らせない3人の天使のうちの1人。不真面目。やることが雑。というか雑を通り過ぎているかもしれません。
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神話が混ざっておりますが、本作品はフィクションなので実際の出来事や神話などは関係ありません。
1:ギャラルホルンを鳴らすのはヘイムダル一人 こちらは北欧神話
2:終末時に天使が鳴らすのはラッパ こちらはヨハネの黙示録
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https://sonar-s.com/novels/e0a44509-3417-4432-a778-463af51c54c3
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