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満月の夜。深夜零時になると、その扉は開かれる。扉の向かうでは、不思議な舞踏会が行われる。扉の向こうには、兎の仮面を付けた青年たちの舞踏会が始まる。その扉を開けることが出来るのは、たった一人だけ。兎たちの"王"と呼ばれている兎のように白い髪に赤い目の青年が現れて、舞踏会の招待状とも言えるカギを持って現れる。そのカギを手にした者が行ける舞踏会。
ある日とある噂が広がってる教室で、月島 蛍(つきしま ほたる)は、先輩である有栖川 零二(ありすがわ れいじ)に謎の扉の前に連れてこられた。果たして、蛍がそこで見たものとは……。