九十九越え 福島光忠の場合

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イシュさんの望みを叶えました。本当に叶ったかどうかは別の話です。  例えば刀剣男士に好意を抱いたとして。  それを刀剣男士に伝えてしまえば、それは対象の刀剣男士を励起した審神者の言葉になってしまう。  ファンタジーに置き換えて考えれば、召喚獣にとっての召喚士の言葉。つまりご主人様の言葉なのだから、使役されている方としては従わざるを得ない。  刀剣男士に恋などするものではない。  自分に従うものに対して欲求など抱いたところで、それは独りよがりの人形遊びに過ぎないのだから。  どうせ人形遊びなら、本当に人形で満足してしまえばいいのだ。  けれども重々ご用心。  そこはどこ? あなたはだあれ?  仮にもあなたの霊域である本丸で、ものの心を励起する能力をもっている審神者が、人形を誰よりも己の近くに置いていて、どうなるか一瞬でも考えなかった?  一瞬でも怖いと思わなかった?  それでもその方法を選んでしまったのなら、ご愁傷様。お生憎様。  さぁさぁ皆様お手を拝借。  一本締めか合掌かは、あなたにお任せいたしましょう。  って話です!!

とうらぶ、血界、鬼滅、東リベ、異種恋愛メインで夢妄想色々。二次創作小説書きです。 基本的に20↑の、作り話が好きな方とやりとりしたい