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月刊詩誌『ココア共和国』落選詩
月ノ音姫瑠はロリィタ詩人である
ただのロリィタの時は被写体になることがある
私を綺麗に写してくれるゴシックファッションの友人はこう言った
「ロリィタさんのスカートやフリルは細かい揺れが多いから、シャッターを切るスピードを普通の写真よりも早くないとそこだけブレちゃうんだよ」
ゴシック&ロリィタファッションを被写体としなければわからない些細なことだが、
細部にまで気を回してくれるおかげで、私/君たちの《彼女》は可愛くらいれるのです
この《彼女》は月ノ音姫瑠でなくても良いのですが、
写真のロリィタさんに
あなたはどんな理想/空想を抱いておりますか?