ねこだいすき。
時は大明帝国の治世、永楽四年(一四〇六年)。 華山の少年剣士・謝修雷は、魔教教主・赤燎炎によって姉を奪われ、自身も重傷を負った。 満身創痍の修雷が目を覚ますと、そこは見知らぬ洞窟の中。 半死半生、動……