その指の産む

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見ず知らずの男が俺の席に座り、俺の日記を読んでいた。「君のそれは、すでにエッセイだよ」――大学の学食で出会った奇妙な男と、手帳を持ち歩く俺の出会い。もしくは同人小説書きと、無自覚エッセイストの出会い。文字を書く男達の短編集『その指の産む』にいつか収録されるはず。

山折書亭というサークルで「男と男の情と飯と酒」を標榜し小説やエッセイを書いています。文字を書く男達の話、今書いてる!雑談も宣伝もやるよ。Skeb: http://skeb.jp/@yamaoritei 【主催即売会】#紙本祭 #男男感情 /#教えてスケ管 続編企画中→ @yarukaku