恋の始まりは晴れたり曇ったりの四月のようだ

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不倫なんてまっぴらごめんだ。今だってまだ、そう思っている。 けれども、好きになってしまったのだから仕方がない。燃え始めた恋の火を消す方法なんて、ワタシは知らない。 障害が大きいほどに強く燃え上がるのが、恋の炎というものらしい。 パッサパサに乾いていたワタシの恋心はきっと、音を立てて盛大に燃え上がることだろう。

純文学ずきのモノカキ。エログロ書きだけど、最近はキレイなの書いてます。小説は主にカクヨムで公開→ http://bit.ly/3EwYVHX