東の胡蝶

6828字
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【─階段の裏側は、いもむしの腹に似ている。 夢のない少女、さわ子は白紙の進路希望を握りしめて独りごちる。夏の日差しのなかで、さわ子はチラチラとした鉄階段の翅を持つ蝶の白昼夢にとらわれていた。】 2021年の夏頃に書いた「夢」をテーマにした小説です。 人生で初めてまともに書いた話なので、とても拙いですがご容赦ください。 短いです。

15↑|短歌を詠んだりします|#ねこのひ短歌