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孤児院で暮らすようになったヨシュア。成り行きとはいえさまざまな事情を抱えてスタートした孤児生活。しかし大人たちのヨシュアを見る目は厳しかった。そして瘴気が深まるごとに病弱になり、余命いくばくもなくなってしまう。
しかしそれでも孤児だったヨシュアは養子縁組をして、とある貴族令嬢に引き取られることに。ヨシュアは引き取られた先でミレイと名乗る令嬢とその護衛に優しさを教わり、仲睦まじく共に過ごしていた。 大切に育てられたヨシュアであったが十歳になった年、彼はミレイと引き離された。寄宿学校で窮屈な寮生活を余儀なくされた彼は、そこで唯一の心の拠り所であるミレイとの文通が始まるのだが続けるためには条件付きで…? 守り育ててくれた女(ひと)を一途に想い続ける少年と、異世界召喚で聖女となり伝説を作った訳ありヒロインが恋に落ちるまでの物語。