しのぶの店を透かして見えるしのぶ、ビーユーを透かして見えるビーユーを育てた所有者の姿……。
サンドイッチカフェを営むしのぶは、その日小柄なロボットを拾った。 ロボットは、ビーユーと名乗り――しかし、それ以上の身の上の記録を失っており、しのぶはビーユーを手元で預かることになる。