歯車で魔法を使う世界。歯車の整備士は、ドラゴンと出会う。
「いや、確かに巨大もふもふ達から見れば、俺は小さいし毛も生えてないんだろうが、流石に赤ちゃんではないからな!?」 洋平に預けられた子ドラゴンのニディアは、二つ目や単眼の子達に混ざりたくない様子で――……
高度五千メートルの瑠璃色の空で、僕はきっと恋に堕ちたのだ—— 戦闘機、竜、そして滑走路の少女。僕が出会ったちょっぴり切ない小さな物語。